デジタルサイネージは主にスタンドアロンタイプとネットワークタイプに分かれ、それぞれ使い勝手やメリットが異なります。どちらを選択するかは設置する場所によって選び、コンテンツの再生や集客に活用すると良いでしょう。ネットワークタイプにはクラウドタイプも含まれており、支店や支社など離れた拠点に設置された複数のデジタルサイネージを本部からまとめて操作することも可能です。スタンドアロンタイプのデジタルサイネージでは、メモリに記録されたコンテンツの再生を行います。
メモリをデジタルサイネージにセットするだけでコンテンツの再生が可能であり、シンプルながら使い勝手の良さが魅力です。店頭に単体で設置したい、難しい機能は必要なく宣伝用の映像を流したいといった利用方法に最適でしょう。ネットワークタイプはインターネットを介して情報のやり取りを行い、管理者からSTBを介して支店や支社のデジタルサイネージの操作を行います。複数の場所に設置している、本部の管理者側でコンテンツの再生を行いたいなど、幅広い用途に対応することができるでしょう。
複数の拠点に同時に配信も行えることから、社内情報や社内報の発信にも適した形式です。工場で業務の進捗を報告する、部署ごとに設置して業績を見比べるなどの使い方にも最適となっています。また、特定の場所のみ別の情報を発信することも可能です。拠点や支店の状況に合わせて異なる情報を表示したい時にも、活躍してくれるでしょう。